皆さん、いかがお過ごしですか?いよいよ第21次野尻湖発掘の一般参加申し込みが始まります。友の会では発掘に向けた学習会を企画していきます。はじめに千葉県立中央博物館見学をおこないたいと思います。ナウマンゾウの骨格標本、岩石の実物標本が展示されております。みんなで見学をして勉強したいと思います。解散は16時頃を予定しています。
アクセス
JR千葉駅東口の7番乗り場から
京成バス「大学病院」「大学病院・南矢作」行きのいずれかに乗り
「中央博物館」で下車(所要時間約 15 分)
徒歩約 7分
料金220円(現金) 216円(ICカード)
参加報告
前日は季節はずれの暴風雨でしたが、うってかわって穏やかな天気の中で学習会がおこなわれました。参加者は 4 人でしたが、人の少ない博物館をひとりじめしている気分で、じっくり見学することができました。
途中、カタゾウムシという、南の島にすむ珍しい昆虫特別展の解説を聞くことができました。カタゾウムシは、 とても固い(名前の由来になっています)だけでなく、美しい色(構造色)と模様の昆虫でした。そのまま、ブローチになりそうでした。飛べないせいで、地域ごとの固有種が多くなっているそうです。案内は、昆虫の分類学をやっている学芸員の斉藤さんでした。いただいた絵葉書と缶バッジは、とてもよいおみやげになりました。
見学の途中で、突如としてあらわれて親しげに磨製石斧(ミネラルフェアで購入したという話)の解説をしてくださった方が、じつは博物館の館長さんであったことや、植物標本が色あせているという内輪話を、偶然通りかかった 昆虫分類学の斉藤さんに聞かれてしまったこと(構造色ではないからという解説もあとからしていただきました)など、楽しいおまけもつきました。
今度の 21 次発掘に向けての学習会ということでした。
私は、参加できる条件にありませんが、キルサイトの本丸であるⅠ区周辺を発掘するので、どんな成果になるか、とても楽しみにしています。(SS)
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