皆さんいかがお過ごしですか。数年ぶりに小櫃川干潟観察会です。生物の動きが活発な初夏の干潟は、カニや魚、海岸植物など見どころが満載です。当日は潮目もよく、かなりの広さの干潟があらわれて観察には絶好のチャンスです。この機会にぜひご参加ください。
●オプションで前日宿泊も実施します。ご都合のつく方はぜひご参加ください。
宿泊ホテル静養園〒293-0001千葉県富津市大堀1528
料金:大人6,500円(二食付)+コンパ代
(子供の参加費については、事務局まで連絡ください)
集合:18時JR内房線・青堀駅千葉駅4番線1700発青堀駅1755着
宿泊参加を希望される方は、6月4日(日までに「氏名、階層、移動手段、青堀駅到着予定時刻」について、友の会事務局へご連絡をください。
(到着が集合時刻よりも遅れる方は夕食の有無もお知らせください。)
【行きの電車の例】
JR千葉駅3番線9:23発木更津駅行巌根駅959着
※巌根(いわね)駅は木更津駅の一つ手前で、快速は通過するのでご注意下さい。
※晴天だと相当暑く、曇天だと寒いことが予想されます。当日の服装にはご注意ください。
上着ウィンドブレーカーや雨具等があると良いと思います。
※雨天時は周辺の博物館に行きます。
参加報告
総会行事として小櫃川の河口にある盤洲干潟の観察会が行われました。小櫃川は木更津市の北部で東京湾にそそぐ、千葉県では利根川に続く2番目に長い川です。河口付近は三角州と遠浅の海が広がり、干潮になれば岸からかなりの距離を歩いていくことができます。
参加者は、大人9名、大学生1名、中学生1名、小学生1名の12名でした。JRの巌根駅で集合した後、車3台に便乗して小櫃川の左岸まで行き、そこで車を置いて河口まで歩きます。
(ここで前泊組の一人、小笠原さんが急な用事で残念ながらリタイヤです。 )
車を停め川岸におりるとアシハラガニのカニ穴が多数あり、子供たちはカニを追いかけ始めました。最初は2㎝ぐらいの小さな個体でしたが、歩を進めるにしたがって、6㎝はあろうかという大きな個体がそこら中に現れるようになり、最初はおっかなびっくりだった子供たちも、 観察会が終わるころには、手慣れた手つきで大きなカニを捕まえていました。
途中ぬかるみに足を取られながらも、小櫃川から分岐した小川に沿ってしばらく歩き、目的の盤洲干潟に到着です。当日は昼頃に大潮の干潮があり、お昼時間にもかかっていましたが、先に干潟の観察をしました。
私は、巣穴と思われる穴に何がいるかほり広げてみましたが、穴の主は見つからずヤドカリと身の入っていないアサリやバカガイと思われる二枚貝の殻がたくさん出てきただけでした。前回(三年前?)参加した人の記憶によると、バカガイ(寿司ネタの青柳として有名です)やマテガイ(バターソテーなどにすると美味がたくさんとれたとのことですが、時期が違うのか、ほとんど見かけませんでした。
他には、マメコブシガニ、ニホンスナモグリ、ハゼ類、アカニシ、ツメタガイなどが観察できました。
昼食をとり、もう一つの学習会の目的である友の会の総会を行いました。総会では、小林事務局長の2016年度総括の報告と、2017年度の活動方針案の提案があり、拍手で承認をされました。
茶木さんを先生として、各人の観察結果の講評を行った後、車まで戻り、集合した巌根駅で、15時ごろに解散となりました。
当日はうす曇りの天気で、極端に気温も高くならず、日には焼けましたが大変有意義な一日でした。(MB)
Free AI Website Builder